こんにちは!
さえこです。
試験勉強などをしていく中でどうしても避けて通れないのが
暗記
です。
年を重ねるにつれ難しくなってくる暗記…。なにも勉強だけではありません。
例えば、日頃子どもと一緒にテレビ番組を観ていてどうしても覚えられない登場人物の名前。
子どもの頃は観ているだけで、すんなり頭に入っていった気がするけどなーって思いませんか?
暗記は一体なぜ難しいのか
思い通り暗記ができないのが当たり前なのです。なぜなら、
「人間は忘れる生き物」
なのです。ドイツの心理学者エビングハウスの実験によると、
20分後には42%忘却
1時間後には56%忘却
1日後には74%忘却
とされています。
1時間後には半分以上、そして1日後には7割以上も忘れてしまうんですね。そりゃあ難しいはずです。
…良かった、私だけではなくて。
何でこんなに、覚えておくことができないんだと嘆いてしまうかもしれませんが、この忘却によって、悲しかった出来事、辛かった思い出も風化されたりします。
「忘れる」ということは暗記には不利かもしれませんが、人間の素晴らしい特権だと思います。このメカニズムがなかったら私はかなり心身ボロボロになっています。
暗記をどのように行えば良いのか?
寝る前に覚えて朝に復習する
人間の脳は寝ている時に記憶を整理しています。このメカニズムを利用して、覚えたい内容を就寝前に勉強し、目覚めた朝に復習します。この方法を繰り返すことで暗記をより確かなものにしていきます。
このポイントが
- 勉強して、すぐ寝る
- 質の良い睡眠をとる
ということです。勉強して、いざ布団に入っても、ついスマホを見たり読書したりしていませんか?そうすることによって、違う情報が入ってきたり、せっかく勉強した内容を忘れてしまったりします。そして、脳が記憶を整理し、定着させるには質の良い睡眠(6時間以上)をしっかりととることと言われています。
アウトプットすることで脳を活性化させる
暗記するというと、教科書や参考書を読んで勉強することにとらわれがちですが、実際それだけでななかなか覚えられません。
目で見たことを口に出して覚えたり
実際に問題を解いてみたりすることで、脳を活性化させ定着しやすくなります。
覚える場所を変えてみる
「勉強は机に向かってするもの」という固定概念はありませんか?
確かに鉛筆などを使って書き込んだり、問題を解く時は机の上でないと難しいのかもしれません。
しかし、
暗記はどこででもできます!
そして場所を変えるというのがなかなか好都合でもあり、
「あの場所で勉強して覚えた内容だ!」と場所と関連付けて覚えてたりするんですよね。
私は実際、保育士試験の勉強はいろいろな場所で行いました。キッチン、トイレ、車での待ち時間…。確かに隙間時間での暗記となりましたが、その問題を見ると、頭の中で記憶していた場所の情景も浮かび、思い出したりするんですよね。
頭の中でイメージ(絵)やエピソードにしながら覚える
上述しました通り、文字だけ眺めていても覚えるのは困難です。
人物だったら顔、出来事や事件名だったらその様子をイメージして覚えると頭に残りやすいのです。
他の人も巻き込んで覚える
暗記することに飽きてしまった時に私はこれが効果絶大でした。
家族や友達に問題を出してもらうことは、1人でひたすら暗記していた私にとって新鮮で、気分転換にもなりました。そして、違う視点から問題を出してもらえるので、「そこ、分かっていると思って勉強を省いてた!」
など新しい発見があったりします。
最後に
「覚えなくてはいけない 」と肩に力を入れて暗記しようとするとなかなか頭に入らずに何度も何度も勉強しなくてはいけないはめになります。
楽しみながら覚えたり、場所を変えてリフレッシュしながら暗記することで効率的になるかもしれませんね。
本日も、お忙しい中最後まで読んで頂きありがとうございました!