三日坊主主婦♡さえこの独学保育士試験合格にむけて

元国際線CAの二児ママ、さえこです。この度平成30年後期保育士試験に一発合格しました!その勉強法と日々の育児などつらつらと書いていきたいと思います。

【保育士試験】合格率からみる難易度~実際に勉強して感じた「2つの壁」と「合格しやすい3つの点」~

こんにちは!

さえこです。

 

保育士試験に興味があり、勉強を始めようか悩んでいる方、試験勉強を始める前にまず気になるのが難易度合格率ではないでしょうか?

 

そこで今日は保育士試験の合格率と共に、実際に私が勉強していく中で感じた難しい点、合格しやすい点をまとめてみました。

 

 

 

保育士試験の合格率は?

例年1~2割程度となっています。

決して高くはありません。

この数字だけ見ると受験することをためらってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、難関かと言われると、決してそうではなく、

しっかりと対策をすれば一発合格も十分可能かと思います。

 

保育士試験の難易度とその理由は?

 私も独学で勉強を始める前にいろいろとネットの口コミで調べました。

そこでよく目にしたのが「予想以上に難易度が高い」という言葉。果たしてなぜでしょうか?

 

受験科目の多さ、範囲の広さの壁

確かにこれは想像以上でした。

筆記試験(9科目)

保育の心理学

保育の原理

児童家庭福祉

社会福祉

教育原理

社会的養護

子どもの保健

子どもの食と栄養

保育実習理論

実技試験(3科目中2科目選択)

音楽表現

造形表現

言語表現

まず、何よりも

 

科目名が全て覚えられるのか不安でした。

 

これ、ありすぎでしょ…。

でも、保育士養成学校で学ぶ方達はこれくらい学んできているということですよね。

 

そして、科目によって難易度や範囲の広さに差があります。

何度か過去の記事で書いてきましたが、社会福祉の範囲と言ったらもう…。この科目だけにどのくらい勉強時間を要したか計り知れません。

 

私は勉強期間はおよそ9ヶ月でしたが、この勉強期間でもかなり不安でした。たまに3ヶ月や1ヶ月で合格という人を見ますが相当効率の良い方か、高い頭脳をお持ちの方かと思います。

 

 

ニコイチ科目の壁

このニコイチ制度、

正直廃止して頂きたい…。

他の科目は20問中12問(6割)正解すれば合格なのですが、「教育原理」と「社会的養護」に関してはそれぞれ10問で6問正解しなくてはいけません。

そして、

どちらか一科目5問以下正解だと、もう一方の科目も再受験しなくてはいけません。

個人的にこの「教育原理」がかなり曲者で、テキストに載って内容が容赦なく出題されるんですよね。

 

4問しか落とせないのに!!

 

このニコイチ科目はとてもプレッシャーでした。

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もちろんある、保育士試験の合格のしやすさ

保育士試験の難関な点を幾つか述べてしまいましたが、逆に、合格しやすい点を順に見ていきたいと思います。

 

〇✕の組み合わせ問題が多いので消去法が使える

保育士(筆記)試験は記述式ではなく全て選択式です。

そして問題の多くを占めるのが〇✕の組み合わせを選択する問題なんですよね。これは、つまり全ての問題の解答が解けなくても消去法が使用できるという何とも好都合なんですよね。

また、記述式でないということは、学生の時の受験勉強のように人名の漢字なども一字一句覚えなくても大丈夫です。

 

 試験が年に2回あるということ、合格科目は3年間持ち越し可能なこと

 

 以前は年に1回のみでしたが、平成28年から2回となりました。

保育士試験は合格した科目は3年間持ち越し可能なので、要は

 

6回チャンスがある

 

ということですよね。

1度に全ての科目の勉強をするのが難しいという方は、始めから何度か分けて受験するということもできます。

(※ただし、何科目受験するにしても受験料は変わらず同額ですのでお気をつけ下さい!)

 

 

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実技試験は比較的合格率が高いこと

筆記試験の合格率は低いのですが、それと比べ実技試験の合格率は8~9割と高めです。どうにか筆記試験を踏ん張れば、ゴールはもう少しなんですよね。

だからといって甘く見考えていると、試験本番で時間切れになったり、上手くパフォーマンスできなかったりしますので、実技試験も対策はしっかりとしましょう。

 

 最後に

 いかがでしたでしょうか?

一度の試験での合格率だけ見てしまうと受験を躊躇ってしまうかもしれませんが、受験チャンスが何回かあるという点で資格取得しやすくなってきたんですよね。

保育士不足問題を解消しようと国も必死ですが、試験の範囲を減らしたり難易度を下げるということはできないので試験回数を増やしているのかなと思います。

 

保育士試験を受けようと考えている方の少しでも参考になれば幸いです。

 

本日も、お忙しい中最後まで読んで頂きありがとうございました!

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