こんにちは!
さえこです。
2019年後期試験まで4ヶ月程となりました。勉強の進み具合はいかがでしょうか?今日は、私が苦手としていた「社会福祉」で頻繁に出題される社会福祉協議会についてみていきたいと思います。
社会福祉協議会とは?
社会福祉協議会とは、社会福祉法によって定められている、「地域福祉の推進を図ることを目的とした、営利を目的としない団体」です。通称「社協」とも呼ばれています。
この、社会福祉協議会は全国、都道府県、市町村、地区に設置されています。保育士試験では特に都道府県社会福祉協議会と市町村社会福祉協議会が出題されます。それぞれの活動内容について順に見ていきたいと思います。
社会福祉協議会の活動とポイント
全国社会福祉協議会
都道府県の社会福祉協議会の連合会として設置されています。全国にある社会福祉協議会を支援し、共通する福祉課題に対して国への助言や調査研究、広報、人材養成などを実施しています。
都道府県社会福祉協議会
都道府県の区域内において広域的見地から、地域福祉の充実を目指した活動を行っています。
都道府県社会福祉協議会には、主には以下の活動があります。
- 社会福祉を目的とする事業に従事する者の養成及び研修
- 社会福祉を目的とする事業の経営に関する指導及び助言
- 市町村社会福祉協議会の相互の連絡及び事業の調整
また、都道府県社会協議会のポイントとして、運営適正化委員会を設置し、福祉サービスに関する苦情の相談を受けつけています。そして、日常生活自立支援事業を市区町村と連携して実施しているということです。
ちなみに…
日常生活自立支援事業とは?
認知症や知的障害、精神障害等によってご自身の判断能力に不安のある方を対象に福祉サービスの利用援助や日常的な金銭管理を行う事業です。社会福祉法にて第二種社会福祉事業に分類されます。
市町村社会福祉協議会
都道府県社会福祉協議会よりも、より私達の身近で社会福祉促進を図る団体です。
地域の相談窓口としても役割を担っています。
主に、福祉・介護サービスからボランティアセンターの運営や、子ども会、老人クラブ連合会の事務局など幅広く行っています。
まとめ
勉強のポイントとして、都道府県社会福祉協議会の業務と市町村社会福祉協議会の業務を混同しないことです。しっかりと把握しておかないと、業務が入れ替わった問題の正誤問題がしれっと出題されます。
社会福祉は保育士試験の中でも断トツで範囲の広い科目です。一つ一つの基本的な知識は確実に習得しましょう。
本日も、お忙しい中最後まで読んで頂きありがとうございました!