こんにちは!
さえこです。
今日は、平成31年前期保育士試験の子どもの保健を解いてみましたのでその感想と今後の試験対策について書きたいと思います。
まず、今回のこの科目の難易度ですが、特別難しくなったわけでもなく例年通りかなと感じました。
試験の出題内容としては以下の通りです。
問1.保育所保育指針、第1章総則
問2.子どもの発育、発達
問3.発熱
問4.健康診査
問5.子どもの健康状態
問6.病気感染
問7.子どもの運動発達
問8.応急処置
問9.アトピー性皮膚炎の症状や対応
問10.食事中の誤嚥防止
問11.発達障害者支援法
問12.注意欠如・多動症
問13.子どもの性別違和
問14.産後うつ
問15.過換気症候群
問16.感染予防の消毒
問17.プール活動の注意点
問18.出席停止基準
問19.発育、発達状態の把握
問20.SIDS
でした。
こちらの科目も幅広く出題されましたね。
この子どもの保健という科目は、育児経験があると有利な科目かと思います。子どもを育てていく中で自然と身についていく知識がたくさん出題されたりするんですよね。私も他の科目と比べてこの科目が一番得意でした。
しかし、決して侮ってはいけません。受験生を悩ます問題も何問か出題されるんですよね。今回の試験を振り返って、私が苦手としていた内容を少し掘り下げて復習してみたいと思います。
保育所における感染予防対策
この科目で私が苦手としていた内容の1つが感染症対策、そう消毒です。今回もばっちり出題されましたね!しかも消毒の濃度の問題とは!!なかなか深いところまで攻めてきますね…。この問題は頻出なので、違いをしっかりと勉強しましょう。
次亜塩素酸ナトリウム
- 調理器具、歯ブラシ、哺乳瓶、衣類等に使用する
- 市販の塩素濃度6%の液を200~300倍に薄めて使用する
- 汚れをよく落とした後薬液に10分浸し、水洗いする
- 有効なのは多くの細菌や真菌、ウイルス
- 無効なのは結核や一部の真菌
逆性せっけん
- 手指、トイレのドアノブに使用する
- 通常100~300倍に希釈し使用する
- 有効なのは多くの細菌、真菌
- 無効なのは結核、大部分のウイルス
消毒用アルコール
- 手指、遊具、便器、トイレのドアノブに使用する
- 原液(濃度70~80%の場合)
- 有効なのは多くの細菌、真菌、ウイルス(HIVを含む)、結核菌、MRSA
- 無効なのはノロウイルス、B型肝炎ウイルス
ざっとまとめるとこんな感じです。
一番のポイントは、どの菌に有効でどの菌に無効かということだと思います。
これが本当にややこしいんですよね。
覚えるポイントですが、有効と無効を覚えるとゴチャゴチャになりそうだったので、シンプルに無効な菌だけをしっかりと覚えるようにしました。そうすると、有効な菌を覚えていなくても正解にたどりつけます。
もちろん濃度や使用状の注意についてはしっかりと確認しておきましょう。
予防接種も要注意!
感染症対策以外に私が苦手としていたのは予防接種です。
子どもが接種してたから覚えてる!と思っても決して安心はできません。毎年確認しないと任意接種と定期接種が本当によく変更するんですよね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
保育士試験の勉強を始めた方、もしくは始めようとしている方はこの「子どもの保健」や「保育原理」から始めると勉強しやすいのかもしれません。それだけ子どもを保育する上で基本的で必要な内容が学べる科目であると思います。
本日も、お忙しい中最後まで読んで頂きありがとうございました!