保育士試験の実技試験の1つ、造形表現。絵を描くことが得意な方にはもってこいの科目ですが、不得意としている方にとってはとにかく大変です。練習に練習を重ねるのみです!
ただ、練習を重ねていくと必ずと言っていいほど立ちはばかるのが「時間の壁」ではないでしょうか?当日は、初めて見るお題に対し、その場で構図を考え、書き終えるということをたったの45分で行わなければなりません。
そこで、今回は私が自分なりに45分で描き終える為に活用した時間短縮法をご紹介したいと思います。
造形表現で時間を効率的に使う方法4選
構図は長くても5分で決める
お題の条件を読んだら、まず一番最初に取り組むのが構図決めです。とても大切な作業ですがこれに時間を取られると色塗りが最後まで終わりません。長くても5分までに決定しましょう。私は問題用紙の余白に小さな四角を書きその中に書いていました。問題文にいくつか条件が書かれていますので、漏れなく全ての条件を満たす絵の構図を考えます。
人物の性別、服装、表情などは決めておく
過去の問題のお題の条件では、「〇歳児〇人以上、保育士〇人」など、年齢と人数、保育士の指定が多くみられました。
子供の
髪型
服装(園児だったら園服にするか私服にするかなど)
小物(帽子やリュック、水筒など)
もパターンをあらかじめ決めておきます。そうすることによって当日考える時間が省けます。私は男の子と女の子を必ず一人ずつは書くように決めていました。
また、保育士1名という指定が多いのでこちらもあらかじめ決めておきます。私は女性保育士を書き、基本的に「子供たちを笑顔で見守る」というスタンスでした。私の書く造形表現の絵は、特に指定がなけば拍手して子供たちを見守っている先生が毎回登場です(笑)。
色鉛筆の置く順は決めておく
私は当日机上にミニタオルを置き、その上に色鉛筆を手前から使う順に並べていました。何度も練習しているうちに、どの部分から色付けしていくと塗りやすいかなどが自分なりにでてくるかと思います。その順に並べておくことでほんの少しかもしれませんが時間の短縮になります。
また、ミニタオルを敷くことで色鉛筆の落下防止策にもなりますしね。
ただし、これは試験官の許可が必要な場合があります。私の受ける試験会場では、同じようにミニタオルを敷いて受ける方が何人かいらっしゃいましたが、イラストなどが入っているタオルは不可とのことで試験官が事前に確認していました。
色付けは、同じ色の個所は同じタイミングで塗り終えるようにする
これは当然のこととして皆さんも取り入れているかと思います。塗り絵を楽しむのではなく、とにかく時間との闘いです。本番では、周りからも必死に塗る筆圧が聞こえてくるくらい皆さん必死に塗っていました。何度も色鉛筆を持ち帰る無駄はなくし、効率的に絵を完成させましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか。この科目の難関ポイントは、当日でないとお題が分からないという点と時間が足りないという点ではないかと思います。
ただ、自分なりの時間短縮法を確立していたらあとは思う存分書きまくるのみです。
本日も、お忙しい中最後まで読んで頂きありがとうございました!